ダイエットとストレスがニオイのもとだった!原因と対策とは
ダイエットやってますか?
野菜ジュースだけで断食ダイエットとか、豆腐だけ食べるダイエットなど、過激なダイエットはにおいの引き金になるそうです。
あるものを抜くとくさくなる?
そのあるものとは、食事です。
実験で、一人の女性は食後2時間後に呼気を採取し、もう一人は食後14時間後、つまりずっと食事をとっていない状態で呼気を採取しました。
結果は、14時間食事をとっていないお腹がからっぽの女性の方が、呼気の中のニオイ物質が多かったのです。
そのニオイ物質は、アセトン。
解説
過度なダイエットをすると、脂肪代謝が進み、呼気中のアセトン濃度があがる状態になります。
通常、体は糖を分解してエネルギーを得ます。ところが、食事を抜いて糖が足りていないと、体は脂肪を燃やしエネルギーをとろうとします。
その際に、肝臓で発生するのがケトン体という物質です。ケトン体には、ニオイ物質のアセトンが含まれており、揮発性が高いために呼気の成分となって出てくるのです。
対策
それを避けたいのであればきちんと食べること!
先程の、14時間食べていない女性に食事を食べてもらったところ、食事を抜いていた時と呼気の中のアセトン量を比べると、食べて2時間でアセトンの濃度が半分にまで下がりました。
においでわかる!ストレスの状態
実験で、老人施設の介護職員の体から出るアンモニアを測定しました。
掃除や介護など、自分にとってストレスにならない仕事をしている時はアンモニアは発生しませんが、事務や気を遣う仕事、苦手な分野の仕事などしている時は、体からアンモニアの成分が出てきていました。
それぞれ得意分野であればいいのでしょうけど、自分にとってストレスになる時、緊張状態の時、アンモニアは発生しているそうです。
それは、体に対するストレス、それから心に対するストレス、両方アンモニアが発生するようです。
ストレスをアロマで解消!ラベンダーの不思議
言わずと知れたアロマでストレス解消しましょう。
アロマのニオイ、それぞれ好みがありますよね。でも、ラベンダーのニオイは万人に効果があるそうなんです。
ラベンダーのニオイが嫌いだという人にニオイを嗅がせて、脳血流の画像をみたところ、嫌いだけど脳は沈静化し、落ち着いていたのです。
唾液を調べたところ、ラベンダーを嗅いでから30分後以降、だんだんストレスホルモンのコルチゾールが低下していきました。
ラベンダーをかぐと、脳から体の中で沈静化が起きていると言えるということです。
アロマをかいだ後は、だいたい2、3分で脳の血流が変わるということです。
元気になりたいときのアロマ
レモングラスなど、いわゆるかんきつ系のにおいがいいそうです。
脳を活性化させます。
レモングラスをかぐと、特に大脳皮質前頭葉の血流が非常にあがります。
これが覚せい作用といって、やる気や元気を出させます。
認知症の患者さんは、前頭葉の血流が落ちています。そこで、レモングラスを嗅いでもらうと認知機能も上がってくることがわかってきており、今、老健施設でも実際に使用されているそうです。
達人はここにつける 香水のつけかた
たまに「うぐっ!」ってくるくらい香水のにおいが強い人ますね。
せっかく良いにおいなのに、周りの人に「くっさ」って言われたくないですよね。
よく、手首につけて首回りにつける動作をしますが、これは首が体温が高く、香りが広がりやすいからだそうです。これは外国の方がよくされるそうですが、日本人にはすこし香りが強すぎる傾向にあるそうです。
そこでおすすめなのは、足首、ふくらはぎ、ふともも、ウエストなどです。
そうすると香りを強く感じずに、おしゃれに香水をつけられるそうですよ。