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口がくさいと体もくさい?原因と対策

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口臭って自分では気づかないみたいですね。わたしも、だんなに「口くせぇ」って言われた時は、恥ずかしいやらで穴を掘って隠れたい、なんならお前も埋めてやろうかって思いました。

口臭を指摘するのってなかなかできませんし、自分もほんとに気をつけようと思います。

 

でも、口臭って実は口からだけじゃないそうで、別なルートもあるんですって。

前回に続きまして、今回は口臭をまとめようと思います。

 

口臭の原因になる〇〇ガスとは

 

にんにくやアルコール、いつまでにおうの?

 

実験では、アルコールを飲むチームと、にんにくを食べるチームに分かれてそれぞれ飲食後に呼気を調べました。

 

にんにくは、食後すぐにはにおいますが、4時間後には人が気づくレベルの境界線を下回りました。

アルコールは、1時間後には境界線を下回るという結果に。

 

そうは言ってもにおう気がする

 でも、もっと長くにおっている気がしませんか?

実は、口以外にもう一つ、食べたものの匂いが出るルートがあります。

 

それが、全身から食べたものの匂いがする 皮膚ガス。

 

呼気とは別に、この皮膚ガスの測定も行ったところ、

にんにくは、呼気は4時間後には人が気づくレベルを下回りましたが、皮膚ガスは10時間たっても境界線を下回りませんでした。

 

さらに、アルコールについては、1時間後は呼気よりも皮膚ガスの方がにおいが強く、境界線を下回るのも5時間後でした。

 

皮膚ガスってなんだ?

 皮膚からにおい成分が出てくる、そしてそれが長く続く、ということです。

人は、普段は目に見えない小さな汗をかいています。その汗から、におい成分も一緒い出ているんですね。

人間は、水蒸気のベールで覆われているような状態です。

皮膚から出てくる水分には、栄養や食べたものが入っています。

常にいろいろなものが体から放散されていますので、他の動物がにおうように、人間もにおう存在なのです。

 

アルコールがにおう原因

アルコールを分解する途中で出る、アセトアルデヒドという成分がにおいのもとになります。

このアセトアルデヒドの分解が弱い人は、長く体の中に滞留してじわじわと皮膚から出てくるので、長く放散が続きます。つまり、長くにおうということですね。

 

においを早く消す方法ってあるの?

 

アルコールのニオイを早く消したい!

 女子は特にそうではないでしょうかね。

 

そこで、アルコールのにおいを軽減させてくれる食べ物があります。

それは、しじみ。

 

実験で、アルコールとしじみ汁を同時に取った場合のにおいは半分に減っていました。

 

しじみはやっぱり二日酔いにも効くの?

二日酔いや悪酔い防止にはしじみがいいって聞きますね。

しじみ汁の中には、肝臓にやさしい成分が多く含まれています。

例えば、オルニチン。これは、肝臓の解毒を助ける働きがあります。

そして、タウリン。これは、お酒を分解する酵素を助ける役割をしてくれます。

 

 にんにくのニオイを早く消したい!

 

はい、それには 牛乳です!

 

10時間も続いていた皮膚からのにおいが、牛乳を飲むとなんと3時間でおさまっていました。

 

なんで牛乳がいいのか

牛乳の成分は小さな粒子です。

脂質やたんぱく質という小さな粒子に、にんにくのにおいの成分がくっついて、体の中に吸収されにくくなっている、ということだそうです。

 

牛乳は、にんにくを食べる前に飲んだ方が効果的です。

 

さいごに

にんにくを食べ過ぎると体からにおうらしいよ、という事を聞いた事がありましたが本当だったんですね。

にんにくは、においが気になってなかなか積極的に食べてきませんでしたが、においの対策を知ってしまったので、これからはちょくちょく取り入れていこうかなぁと思います。