火鉢を使ってみてわかった良いところ
まだまだ寒い日が続きますね。暖房器具は何を使っていらっしゃいますか?
わたしの家では、基本的には石油ストーブとこたつですが、寒すぎる時はエアコンを足します。
そこで、ファンヒーターのような大きな熱源でなくとも、ちょっとした暖房器具はないかと探したところ、昔ながらの火鉢を発見しました。
火鉢を使ってみて思った事を書きたいと思います。
火鉢の準備
必要なもの
・火鉢
・灰
・ひばし
・五徳
・灰ならし
・網
五徳は、やかんをのせたり、網をのせたりするのに使います。
灰ならしは、わたしは持っていません。灰をならすのに使います。
火鉢は、わたしの実家に眠っていたものを借りてきました。
子供の頃は、母がいつも豆炭で火鉢を使っていました。あのにおいも覚えています。火鉢の中には灰が必要ですが、こちらも火鉢に入ったままだったので、これをふるいにかけて、使用しました。
五徳はネットオークションで、ひばしはもともと実家にあったものです。
火鉢を使ってみた
火鉢をぞうきんで拭き、ふるいにかけた灰を入れ、いざ炭に火をつけました。
うん・・・思ったよりあったかくはない・・・。というのが最初の感想です。
でも、だんだん火鉢のふちが温まってきて、そこに手や足をのせるとじんわり暖かくてついのせてしまいました。
うちの火鉢は夜に活躍する
暖房器具として使うには頼りなかったのですが、夜は結構使えるやつでした。
五徳に小さなやかんを乗せてお湯をわかしたり、網をのせて、炭火でパンをあたためたり、おつまみとしてウインナーやスルメを焼いたり、缶詰をあたためたり・・・。
食べ物ばかりですが、これがいいのです。
焼くと肉汁が出たり、水分が出るものは焼けませんが、上記の様なものをチリチリっと焼くにはとってもいい感じですよ。
さいごに
火鉢を暖房器具として使うには無理がありましたが、使う事によって心があたたまる、という感じでしょうか。
風情があるというか、なぜかまったりする、という感じです。
わたくし40歳になりましたが、わたし達が子供の頃ってこたつと石油ストーブだけだったような気がします。それも家族が集まる居間だけ暖かくて、廊下からお風呂、トイレなんかはブルブル震えていた気がします。
今の時代、昔より寒くはないですよね。冬、歩いて登校する時なんかはいつも水たまりに氷がはっていたし、学校ではつららをよく見ていました。今じゃ、大寒波がやってくる、といわれる時くらいしか見られません。
毎日忙しく働いているわけではないんですが、火鉢で火のついた炭をいじったり、火が消えないように炭を足したり、といった行動がとても癒しになるという事はあると思います。
火鉢ってどうなんだろうって思っている方は、是非一度使ってみるといいと思います。
わたしはなかなか楽しかったですよ。
わたしは面倒くさがり屋で飽きっぽいので、今は使ってないけど(笑)、また火鉢を出してみようと思います。
やってみたいと思うことを、これからもどんどんやってみようと思ってます。