グッと来た林修さんのことば
林修(はやしおさむ)さんと言えば、皆さんご存知「いつやるか、今でしょ」の、あの林修さんですね。
この方が、以前テレビに出演されていた際、すごく心にグッとくることをおっしゃっていました。
そちらをご紹介したいと思います。
林修の心にぐっときた名言
さっそくご紹介します。
過去は今の色に染まる
これは、「サワコの朝」だったかな?こちらに出演されていた際、おっしゃっていた言葉です。
「過去、どれだけ辛い事があったとしても、今が充実していたり幸せであれば、過去の辛さを受け入れられる」というようなお話だったと思います。
林修さんは東大法学部出身で、卒業後は大手銀行に就職しました。が、「この会社はもうすぐつぶれる」と感じた林先生は、半年で退職してしまいました。
その後は、起業したり株をしたりしましたが、ことごとく失敗し、多額の借金をかかえたそうです。それを返すために、家庭教師のアルバイトをはじめました。
それからは、指導力をかわれ予備校講師になったそうです。
その時代は本当に大変だったようで、火事になったことと泥棒に入られた事以外覚えていないとか。
そんな辛い時代もあったけれど、今、結婚して自分の仕事も順調だからこそ、あの時の事を思い出しても、憎しみや怒りに変わらないんだ、ということだそうです。
自分に置き換えてみた
わたしも、自慢するわけじゃありませんが、なかなかの波乱万丈な人生を送ってきました。それでも、もっと他に私より辛い人生を送っている方はたくさんいらっしゃると思います。
現在も、正直な所、手放しで幸せだと思える事は少ない気がします。
本当は恵まれているんだとはわかっています。でも、人間って欲張りなもので、足りないと感じてしまうんだと思います。
まぁ、そんな状態なので、昔の辛い事を思い出しても余裕で腹立つし、思い出してムカついたりすることも多々あり・・・。
今が満たされていないから、やっぱり今までの人生も受け止められないんだと思いますね。
だから、過去は今の色に染まる、ほんとこのまんまです。
さいごに
わたしの身近な人に、人を羨んでばかりの人がいます。
あいつはいいよな、公務員でお金があって。
いい車に乗りやがって、贅沢な・・・。
うちはお金がないから、孫にもなにもしれやれない。
俺の仕事は大変だ、体がもたないよ。
いつも愚痴を言って、人を羨む。そして、そのうちそれが憎しみに変わり、ひがみ、その人の悪口を言い出す始末。
俺にはそんな物必要ない、贅沢だ、公務員は仕事が出来ないヤツばっかりだ、頭がいいヤツ(勉強ができるヤツ)は気が利かない・・・・・・
みっともないですね。ひがみ根性丸出しで、うらやましいけど自分が持っていないから、持っている奴が憎いのです。まぁ、わたしも含め、人間はだいたいそんな感じなんだと思います。
今の状況に不満があるのなら、脱出する術を身に着ける、どうしたらいいのか頭で考えてみる、そういった事が出来る人が前に進めるんじゃないか、と未熟者のわたしの意見でした。失礼いたしました。