年をとったと思う時 これからの考え方
40代に突入いたしました。
若い頃には早く30代になりたいと、贅沢なことを思っていましたが、いざ40代になると激しい抵抗を感じております。
ビビットで、「年を取ったと思うこと」ランキングなるものをやっておりました。
それをまとめて、自分だけじゃないんだ、と少し安心したいと思います。
年をとったと思うことランキング
主婦1000人に聞きました。まずは第3位から
第3位 体力の衰え
・立つときに「よっこらしょ」と言ってしまう。36歳
・朝起きた時点で疲れている。40歳
・コンビニ店員の「お箸おつけしますか?」が聞き取れなかった。42歳
・握力が低下してきて、ペットボトルも開けられず夫に頼るようになった。58歳
などなど。
私は出産してから体力がガクンと落ちて、戻っていないので、もともと体力がないということで年を取ったから体力が衰えたな、という感じはないですね。
第2位 見た目の変化
・電車で席を譲ってもらえるようになった。65歳
・食べる量が減ったのに体重は増えた。44歳
・おしゃれに気を使わなくなり、小6の娘に「その格好ダサいよ」と言われた。48歳
そうですねぇ。見た目の変化は確実に忍び寄ってきますね。わたしも、体中の肉や皮膚や水分が、下へ下へと落ちてきているのは感じております。
第1位 物忘れ
・「私は何しにこの部屋へ?」
・話している人の名前が思い出せないまま会話する事がある。49歳
・単語が出てこなくて「あれ」とか「それ」で会話している。71歳
・パスワードを忘れないようにメモしたがそのメモのありかを忘れてしまった。37歳
あります。別の部屋へ行って「あれ、何しに来たんだっけな」ということはよくあります。それに、子供に〇〇どこにある?と聞かれて、すぐに言葉にできない事があります。「ほら、あれあれ、あれの上にあるでしょ。違う違う、それ、その上だよ!」
って、後半キレ気味になります。
瀬戸内寂聴さんに学ぶ老いとの付き合い方
年をとらない人間なんていたら、気持ち悪いでしょう。
死なない人間がいたら、もっと気持ち悪いですよね。
人間は老いる為に生まれて、死ぬために生きているんですね。
それは当然のことなの。
だけどそれが苦しいことだから嫌がるのね。
だから、おいても楽しく老いるなら嫌がらないと思うの。
じたばたしないのが一番良いんじゃないですかね。
「老いも病も受け入れよう」より
さいごに
わたしは、老いることや年を取ることを悪い事だととらえていて、若くなくてはいけないと思っています。
年をとると周りに迷惑をかける、自分でやりたい事も出来なくなる、最期は入院して、苦しい思いをしながら死ぬんだ、と自分にマイナスな事ばかりを考えてしまいます。
実際、そう言っている高齢者の方もいました。脳出血で倒れた95歳の親戚は、体も動かず、話もうまくできず、麻痺しているはずの左側の足が痛いと言い、そして「早く終わりたい」とずっと言っていました。
そういった状況を間近に見て、わたしはこの先一体どうなってしまうんだろう、と思いました。
瀬戸内寂聴さんのように、悟る事が出来れば楽になるんでしょうが、わたしはまだまだ悩み続けるんだろうなぁと感じています。
でも、この瀬戸内寂聴さんの言葉に、少しでも心が軽くなる人がいたらいいなぁと思います。