女性は男性より約3倍骨折しやすい?骨粗しょう症を予防する方法
最近、インスタグラムが話題になっている黒柳徹子さんですが、大腿骨を骨折して手術されたそうですね。それでも車いすで舞台へ立たれたそうで、御年84歳ということですがお元気で何よりです。
年を取ると骨折しやすくなるイメージがありますが、予防法や原因などみていきたいと思います。
50歳以上の女性は男性より約3倍骨折しやすい
骨折の多くは、骨粗しょう症によるものが多いのだそうです。
50代から骨粗しょう症になってしまうのは女性がグンと多くなります。
なぜ女性に骨粗しょう症が多いのか?
① 女性ホルモンの低下
② 日焼けを避けるなどの理由で、日光に当たらない。そうなるとビタミンDが体内で不足してしまいます。
ビタミンDの働き
ビタミンDはカルシウムを骨へ沈着させる働きがあり、 これによって丈夫な骨作りに役立ちます。
骨折しやすい4大部位はここ!
上腕骨 じょうわんこつ
橈骨 とうこつ (手首の骨)
脊椎椎体 せきついついたい
大腿骨 だいたいこつ
注意すべき骨折しやすい状況
・畳の上に置いてある新聞紙で滑る。
・不安定なものに寄り掛かる。
・濡れた足場(お風呂など)で滑る。
・椅子や床に座ろうとして、30センチほど高いところからストンと座るとき。
お年寄りは転倒に気を付けるべきですが、骨が弱ってしまっている方はほんの少しの高さから座ろうとするだけで骨折してしまうそうです。
そして、骨折してしまうと身動きがとれない、人に会う回数が減る、運動量が減る、認知症がすすんでしまう、という悪循環に陥ってしまう方もいます。
骨粗しょう症を予防する方法
骨粗しょう症にならないためには、やはりカルシウムが必要です。カルシウムは牛乳などに含まれています。
そのカルシウムの吸収を助けるのが、ビタミンDです。ウォーキングなどで日光を浴びることで、体内にビタミンDを作る事ができます。
そして、女性ホルモンの低下によるホルモンバランスを整えるために、ビタミンKが大切になります。納豆などに含まれています。
50代から、月に1回内服するだけでいいという錠剤もあるようです。
気になる方は病院で骨密度を調べてもらったりするといいですね。
さいごに
年を取るという事に、マイナスイメージしかない今のわたしですが、いつまでも元気でいるためには、やはり今からの生活にかかっているんだなぁと改めて思いました。
人間って、どうして弱ってしまうんでしょうね。
人は一体、どういう理由で生まれてくるんだろう、と中二病の様な事を考えてしまいます・・・。