美容室という苦手な空間にがんばって行ってきたお話
美容室嫌いのわたしですが、 やっと美容院行ってきましたよ。
わたしは本当に人間が苦手で、慣れるまでに相当な時間を要します。
苦手というか、面倒くさいというか。
若い頃は割と大丈夫だったんですがもともとの人間嫌いが、年を取るごとにひどくなってきた気がします。
そもそも自分に自信が無い
若い時はそうでもなかったけど、ここ10年ほどは本当に自分に自信がありません。
どんどん年をとるし、太ってくるし、顔もたるんでくるし。
鏡を見てため息しかでません。
そんな状態なので、あのおしゃれな空間の美容室なんてただの拷問でしかなく。
キレイなお姉さんやオシャレなお兄さんに、鏡越しで話しかけられたり面と向かうのがなかなかの苦痛です。
自分の醜さを突き付けられているようで「いやぁぁぁぁああ!」ってなります。
でも行かねばならない所、それが美容室
そうはいっても、やっぱり見た目も大事だということで、やっと重い腰を上げて行ってまいりました、美容室。
いつまでもこの頭で過ごすわけにもいくまい。
ただ、カットする前は「かわいくなりたい」「キレイになりたい」という欲求の元、色々ヘアカタログを見たりするわけです。
常日頃、この人のショートカットがかわいーな、キレイだな、って思ってた芸能人がいたのでスマホでスクショして持参しました。(芸能人と同じになれると思ってんのか?と思った方もいらっしゃるでしょう。何とでも言いやがれ)
そして、この年になってもまだ少し残っている恥ずかしさと共に、美容師さんに見せましたよ。かわいらしい、キレイな芸能人のスクショを。
ストレートをかけた鏡に映るわたし・・・
少し伸びかけのショートカットだったわたし。このぼさぼさくせ毛をストレートにしてもらえば、多少かわいくもなるだろう、と高をくくっていました。
しかし、そこに映っていたのはまさかの大木凡人。
「おいおいうそだろ。黒髪ボブで前髪ぱっつんでちょっとたるんでてメガネかけてるって・・・・大木凡人じゃねーーか!!」
軽くめまいがするよね。そして目をそらすよね。悲しくなるよね・・・。
まぁ、それからちょこちょこ切ってもらって、なんとか大木凡人は抜け出せたものの、
まぁ現実を突きつけられる形になりました。
名前は出さずとも他のお客の話をする美容師さん
「この間ねー、お客さんがさー(笑)」と、他のお客さんのお話をされる方がいます。
ある人が病気だ、ある人が入院した、とお話しされるわけですが、なんだか名前は出さないけどいいのかな、話して。
ということは、わたしがふと話したことも、のちに話題になっているかもしれないと思うとビビりのわたしはそれだけで震えます。
もしかしたら「この間さー、スクショもってきた奴が大木凡人になってやんのー(笑」
とか話してるかもしない・・・。
やっぱり、美容室 = オシャレ という構図が出来上がっている昨今、美容師さんももちろん意識されているわけで、「この間面接に来た子がうちの店と雰囲気あわなくてー」とか言われると、「えっと、あたしも雰囲気にあってないけど・・大丈夫ですか?」って思ってしまう。
それに、今まで見たことない分厚くて重いファッション誌しか置いてない。
9:1かよ!?と思うくらい横から持ってきたロングの髪で、細くて背の高いブランド物に身を包んだお姉様がたしかのってない雑誌。
参考にならねー!!
日々献立に頭を悩ませているわたしとしては、レタスクラブくらいおいていて欲しかった。もしくは、ゆほびか。
ショートカットにしたばっかだけどもう伸ばしたい
今日、仕事帰りに髪をひとつに結んだかわいらしい人を見かけました。
「あ、あたしも髪伸ばそう」そう思いました。きのう切ったばっかなのに!
ばかだろ、って自分でも思いました。
正直、ショートも飽きて来たんで、これからは伸ばそうと思います。
今までショートもしくはボブだったのは、ただ髪の毛を洗ったり乾かすのがめんどくせーと思っていたからだというのは、これからは封印して、女性性を高めるために日々精進していく所存であります。